幸せ通信掲示板

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ご無沙汰してます。 - まみ

2024/02/26 (Mon) 23:15:47

皆様、お元気でいらっしゃいますか?

去年の12月に家族が体調を崩してしまい、バタバタしていました。

何とかひと段落つきましたので、1日も早くこちらにお邪魔できたらと思っております。

寒い日が続きますが、皆様もどうぞご自愛ください。

取り急ぎ
まみ

お知らせ。 - まみ

2022/12/12 (Mon) 19:36:22

皆様、ご無沙汰しております。
お元気でお過ごしでしょうか?

だいぶ前になりますが、私はこの掲示板で「千津美と藤臣くんは、『銀色絵本』の後、どうやらアメリカに行ったらしい」と考察を書きました。

けれども、その時はどういった理由で二人がアメリカに行ったのか?
ここが全く空白の状態で、考える糸口さえ見つかりませんでした。

本編でも藤臣くんは剣道部、千津美が国文を専攻している設定で、二人が留学をしたいとか、英語が得意とか、外国に特別な憧れや関心を持っているような場面は皆無だったからです。

そんな時に今年の5月にひかわ先生の大事なイベントがありました。
原画展の開催と、「浪漫紀行」の出版です。

原画展に足を運び本を何度も読むうちに、私の中で濃い霧がだんだんと晴れていくのを感じました。

そして、とても深淵な愛の物語が見えてきたのです。

「いや、十分あり得る話ではないのかー」


千津美と藤臣くんの物語をとても大事にしている読者の方が沢山いるのを私は十分すぎるほど理解しています。

皆様の中にはそれぞれの「その後の二人の物語」があります。

もしかしたら不快な思いをさせるのではー?の迷いもありましたが、やはり私の考えを読んでいただきたいという気持ちが勝りました。

もう一つの掲示板で「なぜ二人はアメリカへ行ったのか」その考察を書いていこうと思います。

楽しい記事になるよう頑張りますが、「これはついていけない」と感じましたなら、どうぞ遠慮なく離脱して下さい。

どうぞ寛大なお気持ちで読んで頂ければ、とても嬉しいです。


皆様にとって、実り多い12月になりますように

まみ



もう一つ気付いたこと - まみ

2022/11/07 (Mon) 23:09:44

以前、『カードギャラリー2』の自転車に乗った千津美のイラストについて、色々考察を書きましたが。

私はこのイラストの千津美は、藤臣くんと一つ屋根の下で暮らすような関係になったのでは?と書きましたが、
皆様、覚えているでしょうか?


私はこの時には、二人は結婚してるか、はたまた同棲か、まだはっきり答えが出なかったのですが、今では二つの理由から

「このイラストの千津美は藤臣くんと結婚している」

その確信が深まりました。


理由の一つ目は、やはり藤臣くんが結婚もせずに大切な千津美と同棲するとはどうしても思えないからです。

藤臣くんはそういうケジメはきちんとつける人だということは、皆さんも共通の認識ではないでしょうか。


そしてもう一つの理由は、このイラストの千津美の髪を抑えているポーズです。

千津美の左手が髪の毛に隠れて見えませんが、もしかしてこの左手薬指に

「結婚指輪がはめられてる」

そう考えることはできないでしょうか?

この千津美の髪の毛を抑えるポーズは、彼女の指に光る結婚指輪を隠す為。

ひかわ先生はイラストでも物語でも、大事なこと、肝心なことをストレートに表現することはなく、逆に隠そうとするところがあります。

時にはそれが焦ったいな、と思うこともあるのですが、発見した時の嬉しい驚きは特別なのです。


Re: もう一つ気付いたこと - mママ

2022/11/09 (Wed) 18:54:17

まみさん。楽しい考察ありがとうございます。あの素敵なイラスト。大好きです

Re: もう一つ気付いたこと - まみ

2022/11/10 (Thu) 18:32:03

mママ、コメントありがとうございます!

千津美と藤臣くんのイラストは小道具を注意してみると、「あ!」ということがあります。
一枚ののイラストにたくさんの物語が凝縮されてるんです。

フランスパンは普通、長いのを一本買ってきて、食べる量だけ切るんですけど、大小二本あることからも、二人が「同じ屋根の下でご飯を食べる」間柄であることを伝えようとしているのがわかります。

以前、mママが教えてくれたお花畑でデートする二人のイラスト、間違いなく藤臣くんは結婚指輪を握りしめてますよね♡

このイラストと繋がっているのでは?と更なる想像が膨らみました♡

mママ、ありがとうございました♡

細かすぎる考察?物語の中のトラップ - まみ

2022/07/07 (Thu) 09:54:18

『銀色絵本』は、表面はほのぼのとした雰囲気の物語でありながら、読む人の先入観や思い込みを巧みに突いたトラップが物語の至るところにさりげなく仕掛けられている、推理小説のようなテイストもある物語です。

その心憎い仕掛けを感じる場面の一つが、藤臣くんが章さんから渡された同窓会のハガキを机に置いてから始まる中学時代の

朝子の「泉公園に2時!待ってるからね」から始まり、藤臣くんが不良の高校生に待ち伏せされる場面、そして自室の机で溜息をつく朝子の場面に変わる一連のシーンです。

これは一見すると、藤臣くんが朝子からデートに誘われて、不良高校生に待ち伏せされた過去を懐かしく?回想してるように見えます。

でも、最後の頬杖をついてため息をつく朝子のコマから、これは巧妙?な「引っ掛け」であることが分かます。


次のページをめくると、机に原稿用紙を広げて執筆している朝子の姿が描かれています。傍に置かれた同窓会のハガキを見ながら、公園で中々現れない藤臣くんを待っていた自分を回想しています。

一見、前ページの場面と繋がっているように見えますが、一つ妙なところがあります。

前の方のコマでは、朝子の机のスタンドライトの明かりだけがついていて部屋全体は暗いのに、次のページでは急に部屋が明るくなっているのです。

これは何を意味しているのでしょうか?

それは前の朝子が頬杖をついてため息をついているコマと、次の原稿を書きながら物思いに耽るコマは、朝子の自室という場所と、彼女の頬杖をついている格好が同じなだけで、実は

「別の日の出来事」なのです。

原稿を書く時は、もちろん目に負担をかけぬように部屋の明かりをつけるはずです。でも、その前のコマの朝子は小説の執筆をしていなかった、机でぼんやりしているだけだったので、デスクのライトだけで部屋の明かりをつける必要はなかったというところでしょう。


どうして、ひかわ先生はわざわざ別の日の、二つの朝子の場面を並べて描いたのでしょうか?

それは朝子がデートに誘い、藤臣くんが高校生に待ち伏せされて邪魔されている一連の回想シーンが、藤臣くんのものではなく、朝子の頭の中の映像であること、暗い部屋でため息をついている「朝子の回想シーン」であることを読者に伝えるため。

藤臣くんはおそらくこんなことがあって時間に遅れたんだろうな…という想像を含んだ朝子の回想という形をとって、過去の出来事を説明しているのですね。


このことは何を意味しているのでしょうか?

それは一見、藤臣くんはひょっとして朝子のことを…と、読者をハラハラさせながらも、真実は、

藤臣くんは、懐かしいとか甘酸っぱいなどの感情を伴って朝子に想いを馳せることは絶対にしないということなのです。


「さっきのインタビューの答えは間違いだ」

初恋も、好きになった女の子も千津美だけ。

藤臣くんの重要なセリフにちゃんと繋がっていきますね。


Re: 細かすぎる考察?物語の中のトラップ - mママ

2022/08/16 (Tue) 21:18:48

まみさん。私はまみさんの考察を読んで、ホッと安心しました。あのシーンはずっと藤臣君の中学時代の失恋の思い出だと思っていました。なるほど、これは朝子の思い出だったんですね。まみさんの言うように、最初はライトの電気をつけてますが、次のページは明るい部屋ですもんね。別の日だったということなんですね。ひかわ先生のトリックはすごいです。それに気がついたまみさんの考察はいつもながらすごいです。そして、藤臣君にとって、中学時代の朝子の事は取るに足らない出来事。朝子は藤臣君は自分にフラれた。と思っているけど、藤臣君にとっては朝子はどうでもいい人。ただの同級生の一人。藤臣君にとってやはり初恋の相手で最後の愛する人は千津美ただ一人。ということですね。素敵な考察ありがとうございます。

Re: 細かすぎる考察?物語の中のトラップ - まみ

2022/08/17 (Wed) 13:09:02

mママ、コメントありがとうございます!♡

そうなんです、同窓会のハガキを受け取ってからの回想シーンが藤臣くんのものだとすると、藤臣くんは朝子のことを、時折懐かしく思い出すことがある、つまりそれなりの好意を抱いていたということになります。

だとすると、学園祭の時に、史孝が「朝子」と呼びかけているにもかかわらず、朝子のことを全く思い出せない場面とか、いきなりゲームの「さっきのインタビューの答えは間違いだ(過去に好きな女のこの存在はない、初恋は千津美)」という言葉とも辻褄が合わなくなってしまいます。

ひょっとして藤臣くん、朝子のことを…と私たちをハラハラさせておいて、よく見ると実はなんてことはない。
考察の方では書けませんでしたが、前と後では着てる洋服も違いますよね。


学園祭の時の「女の子はもっと優しく扱うものよ」の場面と共に、なかなか心憎いトラップです(苦笑)

どんな小さなシーンにも手を抜かない、ひかわ先生の緻密な構成力、描写力は本当にすごいですね!

mママ、ありがとうございました(^^)

二人は一人〜朝子と史孝〜 - まみ

2022/08/10 (Wed) 13:50:27

史孝は一見、物語のケチなヒール役に見えて、実は朝子の矛盾する気持ちを象徴する「もう一人の朝子」であると、ひかわ先生は、朝子の大きく乖離してしまった本音と建前を、史孝というキャラを使って巧みに表現していると私は捉えています。

朝子は史孝と対峙する時、自分という人間を本当のところはどう思っているのか、その本心を隠すことができなくなるのです。


「ちょっと かっこ良かったし、口もうまかったし」

「ところが彼の中身ときたら 見栄っぱりのかっこつけたがりのナルシスト!」


私は七尾中学の中では、ちょっと美人だったし、口もうまかったので、クラスの人気者になれてミス七尾中にも選ばれた、でも中身は見栄っぱりのかっこつけたがりのナルシスト。努力して勝ち取った実績は無く、広い世界に出れば、わたしはどこにでもいる存在でしかなかった。


表向きは史孝を批判しているように見えて、実のところは私はこんな情けない人間なんだと千津美に告白してしまっているのですね。


そして藤臣くんへの本当の気持ちも見えてきます。

「うそつき」

「わたしのことなんか好きでもないくせに ただフラれたことを認めるのが嫌だから わたしのことを つなぎとめようとしてるだけでしょ」(学園祭で史孝に付き纏われてた場面)


「わたし」を「藤臣くん」に置き換えると、あの中学時代の公園での出来事での朝子の心の奥がハッキリと見えてきます。

藤臣くんのことなんか好きでもないくせに、フラれたことを認めるのが嫌だから繋ぎ止めようとしただけだ、「藤臣くん好きよ」や「友だちとして」という言葉は付き合いにOKを言わせるための、ただの方便だったー

朝子は自分を「嘘つき」とすら認めているのです。


そして史孝の言葉「しかし未だかつて 一度もふられたことという俺の記録に黒星をつけてたまるか」

このセリフも朝子の心を代弁しているものです。

朝子は完璧な自分のイメージを壊されたくなくて必死だった。

空っぽな自分を飾るための「虎の威」にうってつけだったので、藤臣くんに執着していただけなのです。


中学時代の自分そのものような史孝に付き纏われ逃げ回る朝子の姿は、嫌な自分、本当の自分に向き合おうとしない彼女の心理を見事に表現しています。
彼から原稿を奪われたのも、「過去の傲慢な自分に復讐された」なんとも皮肉な流れです。


そんな朝子でしたが、藤臣くんの威光を笠に着ることのない千津美の姿に自分を大いに恥じ、心にも行動にも大きな変化が起こります。

物語終盤の朝子の「ごめんなさい」と史孝の「ごめんなさい」が重なり合うのは、朝子の真っ二つになっていた彼女の本音と建前が、ようやく一つになれたことを象徴しています。

ドラマティックで秀逸な心理描写ではないでしょうか。


二人は一人①〜伊津美と千津美のお姉さん〜 - まみ

2022/06/22 (Wed) 21:10:40


ひかわ先生は物語の中で、ある登場人物の心の奥にある想いを、本人の口から直接ではなく、他の登場人物に代弁させる…という独特な心理描写をすることがあります。

それが物語になんとも言えない奥行きを醸し出していると、作品を読むたびに感じます。


今回は『春を待つころ』の、伊津美と千津美のお姉さんについて書いていきたいと思います。

この二人、物語の中では知り合いでもなんでもありません。

でも物語の終盤、伊津美は偶然にも千津美のお姉さんの心の奥の言葉を代弁しているのです。


「あの二人 あたしの私の入れるすきまなんて ないもの」


物語の半ばの千津美のお姉さんが、千津美に誕生日のプレゼントを渡すために千津美の元に訪ねてくる場面。

誕生日プレゼントは建前で、お姉さんの本当の目的は、千津美に自分達夫婦と一緒に暮らすよう説得しに来たのは明らかです。

でも、「しっかりしてきたわね」の言葉に嬉しそうに微笑む千津美を見て、お姉さんは青ざめます。


いつの間にか「自分の妹の千津美」はどこにもいなくなってた、彼女の前にいるのは「藤臣くんの恋人」の志野原千津美だった、妹と藤臣くんの間には、たとえ姉の私でも入ることはできないー

お姉さんはその事実を目の当たりにして、ショックを受けたのです。


お姉さんは千津美がもう子供ではないこと、そして「妹離れ」していなかったのは自分の方だったと気付きます。

一方、伊津美の方も、藤臣くんの表面的なカッコ良さに目を奪われていただけで、真実の愛は自身のごく身近に存在していたことに気付きます。


全く別の場所で、それぞれが一抹の寂しさを感じながらも、それでも前を向いて千津美と藤臣くんの幸せを願うー

シリーズ屈指の名場面だと、私は思っています。

今日もその後の彼方からを見ています。 天月渚

2022/04/30 (Sat) 21:36:47

 何度も読んでいて、気付いたのですが、イザークが台所用品の包丁を選ぶ時言ってた「刃物は思わぬ所で傷付ける」って、もしかしてお母さんとの事ですか?
後、アレフさんのセリフとか「俺の邪魔をするな!!」とか・・・

Re: 今日もその後の彼方からを見ています。 - まみ

2022/05/02 (Mon) 23:21:29

くろ様がお書きになった作品なので、私ごときが無責任なことは言えないのですが…(汗)

私自身は「悪気のない言葉や態度であっても、人を深く傷つけてしまうことがある」の意味ではと受け取っています。

「刃物」はお母さんだけではなく、それまでイザークが受けてきた心ない仕打ちの数々を例えているのかな…と。

全然違ってたら申し訳ないのですが

とても奥の深いフレーズですね。

私もまだまだ思索が必要です(汗)

あと「お伽もよう綾にしき」も好きです。 - 天月渚

2022/04/26 (Tue) 16:27:16

 ただ、彼方からにドハマりした後に見たので、ととさまがイザークに見えて仕方無かったです(-_-;)
こちらは、鈴が一番最初に呼び出した巨大スライムみたいな物の怪が可愛くて好きです。

Re: あと「お伽もよう綾にしき」も好きです。 - まみ

2022/04/27 (Wed) 13:05:21


天月様、こんにちは。

私も鈴音と新九郎は和風のイザノリに見えて仕方ありません(笑)

ちなみに私の推しはおじゃる様です♡

「彼方から」で沼にハマりました。 - 天月渚

2022/04/22 (Fri) 23:23:13

こんにちは。はじめまして。
LINE漫画で「彼方から」にドハマりし、速攻古い方の本(安かったので…)を全てそろえ、こちらの小説で頭の額迄沼にハマった者です。毎日小説読まさせて頂いています。
特に、イザークがこっちの世界に来て、敏腕ボディーガードしてる話です。お父さんの絡みにちょっと昭和の頑固おやじを感じたんですが、特に好きなのが、「そのままで…」です。
伝説のSPになってたこの世界のイザークが、典子と出逢ってラブラブになって、私生活が全く見えない生活してるのにベートにたまたま料理を作りに来ていた典子と出逢う話です。
イザークの慌てっぷりと、典子の天然さが・・・!もう可愛くて可愛くて!!私文才が無いので、イラスト書かせて貰おうかと図々しく思っちゃった位です!
お話の続きがありましたら、楽しみにしているファンが一人いる事を心の隅っこの方にでも置いてあげて下さい。

Re: 「彼方から」で沼にハマりました。 - まみ

2022/04/24 (Sun) 14:06:56

初めまして、天月様♡

横から失礼致します。まみと申します。

ひかわ先生の愛読者の方とお話しできるのは、何より嬉しいことです♪

私もくろ様のお話の続きを心待ちにしてますよ。

イザノリのラブラブはもちろんですが、皆が夢見る?イザークと藤臣くんのタッグが読めるのも、ここのサイトの醍醐味ですよね。

また、楽しいご感想を楽しみにしております(^^)




すみません - まみ

2022/03/22 (Tue) 15:09:53

皆様、お元気ですか?

私、眼科検診を受けたところ、引っかかってしまいました(涙)

とても残念ですが、1〜2ヶ月は目に負担のかかるスマホ、タブレットは極力使わないようにし、治療に専念します。
こちらにもお邪魔するのも控えるようにします。

1日も早く良くなって、またここで色々書けたら嬉しいです。

まだまだ落ち着かない日々が続きますが、皆様、どうぞ元気でお過ごしくださいませ。

取り急ぎ




遅くなりました - mママ

2022/04/22 (Fri) 11:02:33

まみ様。目の方は大丈夫ですか?あまりムリしないでください下さいね。

Re: すみません - まみ

2022/04/24 (Sun) 13:52:25

mママ様♡

お気遣いありがとうございます(^ ^)

今月の検査で、順調だと言われました。とりあえず、ホッとしました。

無理をせず、少しずつ書ければいいなと思います。

読んで下さって、ありがとうございます


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